肘関節の伸展制限・屈曲制限に対する運動療法~その①~

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運動療法・機能解剖

いや、そんな。伸ばすべし!!とかウソですからね。すいません。

機能解剖に基づく肘関節の伸展・屈曲制限について

参考文献はコチラ。超詳細に書いてあります。超オススメ♪

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腕橈関節の動き

肘関節の伸展時

橈骨頭は小頭上を後方に下がり、軽度内方に移動する。

阻害因子

橈骨粗面に付着する上腕二頭筋の硬さは、この後方移動を減少させます。

これは筋の作用的にもそのまんまですな。そりゃ上腕二頭筋が硬けりゃ伸展できないもんね。

腕尺関節の動き

(水平面の動き)尺骨の外旋

尺骨は肘90°を境に、肘伸展・屈曲ともに外旋する。

腕橈関節のOAは橈骨頭の後方移動低下を助長し、尺骨の外旋を減少させる。

尺骨外旋減少(尺骨内旋)⇛⇛肘頭が内側に向き関節の狭小化

尺骨が内旋すると・・・・?

関節の狭小化が起きてゴマちゃんもオコ(怒)だね。

(前額面の動き)尺骨の外反

尺骨は肘伸展時に外反し、屈曲時に内反する。

腕撓骨筋の硬さは肘伸展位で外反を強くしてしまいます。

尺骨の外反が強くなるとヤバいんじゃねぇですか!?

そう、内反からの・・・・・

外反が強くなると・・・・

こんだけ関節の狭小化がおこるのですね。。

これらの関節狭小化適合性低下

肘関節伸展制限の要因になります。

肘関節伸展最終域の可動制限

肘関節伸展運動時、尺骨は上腕骨滑車上を後方へ移動するが、

最終域では前方移動する。

この際に腕尺関節の前方離開が生じるため、前方関節包の柔軟性が重要!!また、前方関節包には上腕筋が付着するから、こやつの柔軟性も重要!

まぁ

上腕二頭筋、腕撓骨筋、上腕筋の動き、滑走性は大事ですね♪

続く・・

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